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業務効率化

業績や人間関係を改善する、会社の座席レイアウト方法とは?

サラリーマンは、勤務時間が1日8時間の場合、外回りが多い職種以外は1日の3分の1を会社で過ごします。そのため、ストレスを感じるレイアウトになると、最悪の場合は精神や健康を害し、業務効率が下がり会社自体の業績にもつながりかねません。
そもそも会社の座席レイアウトには、どのような形があるのでしょう。そして、問題の多い座席レイアウトとはどのようなものか、また、すでに問題の多い座席レイアウトになっている場合、どうすれば業績や人間関係を改善するレイアウトにできるのかをご紹介します。

主な会社の座席レイアウトとは?

日本の多くの企業で採用されている座席レイアウトには、主に以下の5つがあります。

1. 対面式レイアウト

オフィスの席を向かい合わせにし、島形に寄せるレイアウトです。日本企業のオフィスレイアウトでは最もポピュラーな形で、多くの企業で採用されています。同じ仕事をする社員同士の座席を隣接させつつ、部署ごとに島を形成することでコミュニケーションの円滑化が図れ、作業効率の向上が期待できます。

2. スクール式レイアウト

学校のように会社の座席を同じ向きにするレイアウトです。電話オペレーターや、個人完結型の業務に向いたレイアウトで、他人の視線を気にせず業務に集中できます。

3. 背面型レイアウト

同じチームメンバーが背中合わせになるように座席を配置し、周りを低いパーティションで囲ったレイアウトです。座席前のパーティションにより他人の視線を気にせず業務に集中できるうえ、背後にいるチームメンバーとのコミュニケーションも取りやすくなっています。

4. ブース式レイアウト

それぞれの座席をパーティションで囲ったレイアウトです。他人の視線や雑音が排除される形になっているため、集中力が必要なプログラマーやクリエイティブな職業の方に適しています。

5. フリーアドレス式レイアウト

社員の固定座席を設けず、誰でも使用可能なテーブルと椅子を用意しておき、出勤と同時に好きな座席を選んで仕事をするレイアウトです。外回りの営業職が多い企業に適しており、座席の設置数は社員数より少なく済むうえ、部署を超えたコミュニケーションが活発になります。

会社内で問題の多い座席のレイアウトとは?

会社の座席レイアウトによっては、業務効率の低下や人間関係の悪化など、さまざまな問題を引き起こすことがあります。一体どのような座席レイアウトの場合に問題が起きやすいのでしょうか?

背中合わせの座席間スペースが狭い

オフィススペースがもともと狭く、背中合わせの座席間スペースが狭い場合、後ろの席や隣の席の椅子とぶつかるなどのトラブルが多発するケースがあります。また、スペースが狭く席を立ちにくいことから、業務上の相談や打ち合わせのために、同僚や上司の席へ気軽に行くことが難しくなることがあります。そのため、話せばすぐに終わる話をメールで済ませることが多くなり、話がこじれて業務の質が低下することが懸念されます。

上司が背後に座っている

上司が社員の背後に位置するような座席のレイアウトは、社員が監視されているような気分になり、圧迫感を与える場合があります。また上司の視線を常に意識することから、業務に集中できず生産性が落ちる可能性があります。

打ち合わせスペースがない

会社内に会議室はあるものの、オフィス内はOA機器やキャビネットなどに圧迫され、ちょっとした打ち合わせや会議ができるスペースがないことが業務の質の低下につながるケースがあります。

無駄なものは一切置くことができない

各々好きな座席で仕事をするスタイルにする「フリーアドレス」は、最新のオフィス環境として注目されています。しかし、1日中同じ座席で仕事をするにもかかわらず、心の潤いとしての観葉植物や家族の写真などを一切持ち込めなくなり、オフィス内が無味乾燥になりすぎてストレスが溜まるケースもあります。

人間関係が悪化している社員同士の座席が近い

「職場のストレスの60%は人間関係の問題が占める」といわれています。しかし、仕事は人の好き嫌いで進むものではないという判断から、人間関係が悪化している社員同士の座席が近いレイアウトにするケースがあります。そのような座席のレイアウトにしたことで、ストレスから病気やうつになる社員が増える可能性や、業務全体の効率や生産性が大幅に下がる恐れがあります。

会社の業績や人間関係が良くなる座席レイアウトとは?

会社の業績や人間関係が良くなるためには、先ほど記載した「会社内で問題の多い座席のレイアウト」の逆を最低限行う必要があります。具体的にはどのようにすればよいのでしょうか。

社員が移動しやすい空間を確保する

業務効率や人間関係を良くするためには、社員が移動してコミュニケーションがとりやすい空間を確保することが必要です。オフィネット・ドットコム株式会社のオフィス管理士、小林修一氏によると、移動しやすい空間の具体例としては、

  • 背中合わせの椅子と椅子の間の通路は、両机の手前側から幅180センチ
  • 壁とデスクの間の通路は、机の手前側から壁までの幅140センチ
  • デスクとデスクの間の通路は、幅120センチ

 

が一般的に移動しやすいようです。これらの空間を確保できるような座席レイアウトに変更してみましょう。

パーティションや配置変更で他人や上司の視線を防ぐ

対面式の座席レイアウトは、他人の視線が気になるケースが多いため、目線まで隠れるパーティションを導入することで業務に集中することができます。また、上司の席は島の中央や部下の背後に回らない位置にし、背後からの上司の圧迫感をなくすことで業務の生産性アップが期待できます。

オフィスの無駄な空間を減らし、打ち合わせスペースを確保する

オフィス内に気軽に使える打ち合わせスペースがない場合、書類の電子化によりキャビネットの数を減らしたり、プリンターやコピー機などのOA機器を一元化したりすることなどにより無駄な空間を減らすことができます。打ち合わせスペースを確保することで、メールで発生しがちな指示の食い違いを防ぎ、より円滑な業務遂行が可能になります。

観葉植物や絵を飾る

一見、仕事には関係ないように見えますが、観葉植物は見た目の癒し効果だけではなく、オフィス内の空気を清浄化し、さらには、来客が直接オフィスを覗きにくい「壁」の役割を果たすことがあります。
また、絵を飾る、お菓子やコーヒーの販売コーナーを設けるなどにより社員の精神に潤いをもたらすことで、生産性の向上が期待できます。

険悪な関係の社員同士は席を離し、異動も視野にいれる

険悪な関係の社員同士の座席を離すレイアウトにし、社員同士の精神状態をクールダウンさせることで、業務の生産性をアップさせることができます。それでも業務の生産性が上がらず、社員がストレスで体調不良になる場合は、人事的な策を考えましょう。

座席レイアウトに改善点はありませんか?

会社の座席レイアウトは、単なる業務遂行の便宜を図る目的だけではなく、働く人の精神や健康、業務の効率や生産性までも左右してしまうことがあります。自社で精神や健康を害する社員が多い場合や、生産性が今ひとつ上がらない場合は、会社の座席レイアウトが深く関与している可能性があります。ぜひ、上記を参考に一度自社の座席レイアウトを再確認し、問題があるようでしたら改善していきましょう。

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